コラム

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7月7日が「乾ししいたけの日」?!

なぜ、乾ししいたけの日なの?

乾ししいたけの日が7月7日?なんの由来でそうなったの?と気になる方もいるはず。
実は七夕の「☆(星)」と乾しいたけの「乾(ほし)」をかけて、「乾しいたけの日」と「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」が制定しました。
また、ただの語呂合わせだけではなく乾しいたけの旬は6月から7月という理由もあるんですよ。
どうですか?もう乾ししいたけの旬の時期を覚えちゃいましたよね?!

なぜ乾すの?

肉厚な椎茸は、そのままステーキにして食べられるほど美味しいですが、乾すにも理由があります。
それは、乾燥の段階で細胞が壊れることにより、しいたけのうま味成分に酵素が働き、おいしさが増すことが明らかになっているからです!
水戻しして、調理加熱することで酵素が動きはじめ、グアニル酸といううまみ成分が約10倍に増えるんですって!

美味しい乾ししいたけ「5:5:10の法則」とは?

まずは、美味しそうな乾ししいたけを選びましょう。
チェックポイントは3つ!
1.乾燥がしっかりしている。
2.傘の表面は茶褐色でシワは少なく艶がある。
3.傘の裏は明るい淡黄色。
次に、上手に戻しましょう。
戻し方のポイントは「5:5:10の法則」です。
1.ビニール袋に乾しいたけと約5℃の冷水を入れて口を閉める。
2.「香信(こうしん)」(傘が七分開き以上で薄いもの)は5時間
「冬菇(どんこ)」(傘は七分開き未満で肉厚なしいたけ)は10時間
ゆっくり冷蔵庫で戻すと香りが飛びにくいので、おすすめです。

乾ししいたけの保存方法

乾しいたけの保存で最大の敵は湿気。
密封容器に入れて冷蔵庫で保存するのが最適です。
さらに、冷凍保存をして常備するのも大変便利ですよ!
乾しいたけには、骨を丈夫にするビタミンDや食物繊維、コレステロール値・血圧を下げるといわれているエリタデニンなどが豊富に含まれています。
栄養も豊富で旨みたっぷりの乾しいたけは、兵庫県認証食品の隠れた逸材!
「5:5:10の法則」で、うま味たっぷりの乾しいたけを食べてみてくださいね!