最高級の枝豆とは?
兵庫ブランドの「黒大豆えだまめ」
えだまめとは大豆を若いうちに収穫したものをさします。「丹波黒大豆えだまめ」と呼ばれる丹波地方のえだまめは、黒豆の最高級品とされる丹波黒大豆の若さやをえだまめとして食べるもので、粒が大きく甘みも強く、もちもちとした食感が人気です。
旬の時期が10月中旬~下旬の2週間と非常に短いのが特徴で、栽培期間は6月~10月下旬、それ以降は黒豆として収穫されます。
えだまめとしては晩生の品種になり、通常の白大豆えだまめよりよりも草丈が高く倒れやすいため、土寄せや支柱立てを行うなど、手間をかけて栽培されています。
あのグルメ漫画で有名に!
黒大豆えだまめは、昭和62年にグルメ漫画「美味しんぼ」で最高のえだまめとして紹介されました。それ以来、本格的に市販されるようになり、あるタレントが賞賛したことも人気に拍車をかけました。
進物用は主枝がついている?
丹波黒えだまめは進物用としても出荷されます。
その進物用には側枝のみの荷姿にせず、主枝を残して側枝を束ねることで、「丹波黒の主枝はこんなに立派なんだ」と感じてもらえるよう配慮されています。
食べ方は塩ゆでが一番で、素材の味・うまみ・コクを感じることができます。
特に全体的に黄色くなっているものはうまみ・コクが強くなっているものです。
「黒大豆えだまめは」いつ買える?
黒大豆えだまめの出荷時期は10月上旬~中下旬の2週間程度とわずかな期間です。10月に黒大豆の枝豆が出荷されるまでは7月中旬から「スーパーたんくろう」、9月上旬から「さとっこ姫」、9月中旬から「黒っこ姫」という流れで直売所ではリレー販売を行っています。
直売所でリレー販売されるえだまめは、7月中旬から10月の黒大豆へとだんだん変化していくので、食べ比べると味の違いを感じることができますよ!
約2週間が収穫時期の「丹波黒大豆えだまめ」は、近年、非常に人気が高くなっていますが、栽培に多くの労力を要することから、出荷できる量に限りがあり、最高級の枝豆とされています。
機会があれば、是非一度ご賞味ください。