「不老長寿の果物」と言われている果物とは?
果物の貴婦人「無花果(いちじく)」
血圧の上昇を抑える効果のあるカリウム、食物繊維のペクチン、タンパク分解酵素が含まれているので、消化を助ける働きがある等様々な効果が期待できます。「無花果(いちじく)」は豊富な栄養成分をたくさん含んでいるため「不老長寿の果物」と言われています。
歴史ある兵庫のいちじく栽培
兵庫県でのいちじくの栽培には歴史があり、昭和初期に広島県の桝井氏がフランスから北米原産のドーフィン種を持ち帰り、川西市で栽培したのが始まりです。そして「桝井ドーフィン」という品種を作り出し、神戸市内、伊丹市内でも作られるようになりました。
現在、兵庫県では神戸、阪神、播磨、淡路地域で年間約1500トン生産されており、全国で3位の産地となっています。
おいしいいちじくの選び方と保存方法は?
ふっくらと大きく、ヘタの所まで赤褐色に染まった完熟のもの、ヘタの切り口に白い液がついてるものは新鮮な証拠です。
果皮に傷があるものやしなびているもの、ヘタの反対側が割れ過ぎているものは避けましょう。
保存する場合は、乾燥に弱く日持ちしないので、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。
いちじくの美味しい食べ方は?
まずは生食!完熟した柔らかな果肉をほおばると、プチプチ食感とやさしい甘さで幸せになります。
完熟のいちじくを加熱すると一層甘味が増すため、ジャムや、砂糖やワインで煮込んだコンポート、ドライフルーツ、洋酒(ラム、ブランデー)漬けなどに加工して食べられることもあります。
また、サラダに加えたり、生ハムで包むと、いちじくの甘味と塩気が混じって絶妙な味わいになり、オススメです。ワインとともにいただくと優雅な時間が味わえそうですね。
ぜひ、旬のいちじくをたっぷりご賞味ください。
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サラダや生食も…