トマトは南米アンデスが原産。16世紀にヨーロッパに伝わって以来、多くの品種が作られてきました。兵庫県でのトマト栽培は明治時代、今の神戸市北区で始まりました。神戸市の他、稲美町・加西市・たつの市なども60年を超す栽培の歴史があり、また現在は日本海側から淡路島まで、県下広く産地があります。

県下のあちこちで栽培されているからこそ、収穫してからあまり時間をかけず、皆さんの身近な量販店や直売所に、鮮度抜群な兵庫県産トマトが並びます。

また最近は、ハウス内の温度や湿度、光、二酸化炭素などの環境を制御して栽培する新しい技術が広がり、美味しいトマトが冬もたくさん出荷されるようになってきました。

トマトの赤い色素であるリコピンには抗酸化力があり、身体の機能低下を防ぐといわれます。認証食品のトマトもあるので、是非チェックしてみてください。美味しい兵庫県産トマトを食べて、寒い冬を元気にすごしましょう！