日本海より秋の魚「アカガレイ」をお届け
兵庫県の日本海では、毎年9月1日に沖合底びき網漁業が解禁となり、アカガレイ・ハタハタ・ニギスなどが漁獲され但馬地区がより一層にぎわい始めます。
ソウハチ(エテガレイ)やヒレグロ(ヤマガレイ)など、さまざまな種類のカレイが漁獲されていますが、地元で最もポピュラーなカレイとして親しまれているのはアカガレイです。
但馬ではマガレイとも呼ばれ、常に全国でもトップクラスの漁獲量を誇っています。数あるカレイの中でも癖のないアカガレイは、出始めの9月から10月は冬を越すため脂がのっており、身が非常においしい時期となります。また2月から3月にかけては産卵時期となり、お腹に卵や真子が充実しておりこちらもとてもおいしい時期になります。
アカガレイは主に鮮魚や一夜干しで流通しています。一番のおすすめは煮付けですが、塩焼きやムニエルなど調理法はさまざま。手のひらサイズのものを唐揚げにすれば、丸ごとサクサク食べられます。新鮮なものが手に入る地元では刺身としても食べられ、茹でたアカガレイの卵を刺身にまぶした「子まぶり」という郷土料理もあります。
9月~10月の赤ガレイ、ぜひお召し上がりください!