コラム

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~淡路島の新たまねぎ~

 新たまねぎの季節になりました。兵庫県でたまねぎと言えば、やはり淡路島のたまねぎを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。淡路島は、古くから稲作を中心に農業が継続されてきましたが、明治21年(1888年)にたまねぎ、明治33年(1900年)に乳牛(ホルスタイン種)が導入されたことにより、野菜生産と酪農が飛躍的に発展しました。
 このような背景から、淡路島では、初夏から秋にかけてお米が作られた田んぼでたまねぎが栽培されています。田んぼに水を張ることで土の中の有害な菌が減少し、毎年たまねぎを作ることが可能になります。また、畜産が盛んであることを生かし、牛糞堆肥を使った土づくりなど様々な工夫を重ねて栽培されており、多くのたまねぎが兵庫県認証食品に認証されています。

 さらに、農林水産省は、将来に受け継がれるべき伝統的な農林水産業を営む地域を日本農業遺産に認定しており、この「南あわじにおける水稲・たまねぎ・畜産の生産循環システム」も令和2年度に日本農業遺産に認定されました。
 淡路島のたまねぎの特長は、なんといっても甘さと軟らかさ。淡路島のたまねぎの主要品種と他産地の品種を食べ比べたところ、甘さが強い、軟らかいという食味評価が得られ、分析結果においても同様の結果が出ています。さらに、この時期の淡路島のたまねぎは、収穫して日数が経っていないため、スライスして生で食べると、その甘さと柔らかさをしっかりと味わうことができます。この時期ならではの淡路島のたまねぎを是非お楽しみください。

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