兵庫県認証食品とは
”おいしい食材の宝庫ひょうご”の再発見
【制度創設の背景】
兵庫県は、広大な県土を有し、地域特有の様々な里・山・海の幸(特産物)が数多く生産される“おいしい食材の宝庫”である。 ところが、近年のBSEや鳥インフルエンザの発生、食品の偽装表示等の一連の食品事件を契機に、食品に対する不安感や不信感が高まり、県産食品が持つ本来のおいしさ等が十分に評価されにくい状況があった。こうした状況に対応するために、平成16年7月に「ひょうご食品認証制度」を創設し、安全、安心で個性・特長がある県産食品を「兵庫県認証食品」として認証している。
兵庫県認証食品は、具体的な審査基準によって「ひょうご推奨ブランド」と「ひょうご安心ブランド」の2種類のブランドに分類されます。
ひょうご推奨推奨ブランド
環境や健康に配慮した生産方法・優れた食感や品質・地域性のある素材など個性・特長があり、かつ法令の遵守・生産管理体制などが整備された商品です。
農産物・畜産物・水産物・加工食品、それぞれの属性に応じて個別に審査基準を設けており、その属性に応じて審査・認証を受ける必要があります。
ひょうご安心ブランド
ひょうご推奨ブランドの審査基準に加えて、化学肥料・農薬の使用を5割以上減らし、残留農薬・抗生物質等が国の基準の1/10以下とするなど安全性が高く、出荷記録による管理を徹底した安心感のある食品です。
審査基準には、HACCP(※1)等の外部認証やトレーサビリティ(※2)の概念を取り入れています。
※1 HACCP:食品製造工程において発生する危害を想定し、その発生を防止するための監視方法を定めて、効果的かつ効率的に衛生管理する方法で、国際的に高く評価されているシステムです。
※2 兵庫県では取り扱う食品を識別するための「ロット管理」としてトレーサビリティガイドラインを定めています。