~柔らかくて甘い春キャベツのご紹介~
キャベツは大きく分けて、寒玉系キャベツと春系キャベツに大別されます。寒玉系キャベツは冬キャベツともいわれ、トンカツの添え物、お好み焼きなどに使われるのが定番。 春に収穫する春系キャベツは、出始めは春キャベツと呼ばれ、葉が柔らかくて薄く、巻き方がゆるいのが特長。葉は水分が多くてみずみずしく、甘みがあって生食や浅漬けなどに適しています。
兵庫県では、県内各地でキャベツが生産されており、神戸、東播、但馬、三原の4産地が国指定産地に指定されています。それぞれの地域の気候を生かしてほぼ一年中出荷できるよう栽培されており、安全・安心で個性・特長のあるキャベツが兵庫県認証食品として認証されています。
キャベツはヨーロッパで紀元前から栽培されていたというケールがルーツ。仲間にブロッコリーやカリフラワー、葉ボタン、芽キャベツなどがあります。
古代ギリシャの数学者ピタゴラスが「キャベツは元気と落ち着いた気分を保つ野菜だ」と書いているといわれるほど、健康に大切な栄養素を豊富に含んでいるキャベツ。 なかでもキャベツならではの成分であるビタミンU(キャベジン)は、胃腸の調子を整える効果があり、この作用に着目して作られた胃腸薬もあります。
4月は新しいスタートの季節です。旬のお野菜で体調を整え、身体に元気をチャージしてくださいね!