加古川生まれの純国産パスタ「加古川パスタ」登場!
7月12日(月)に朝日放送の番組「まちをそめる まちにそまる ココロのいろ【ココイロ】」(21時48分〜放送)で「加古川パスタ」が紹介されます。ぜひご覧ください。
パスタに使用される「デュラム小麦」は、パンやうどん等に使用されている普通小麦に比べ、成熟期が遅く、梅雨にあたる日本ではほとんど栽培されていませんでした。そのため、スパゲッティを始めとしたマカロニ類のほとんどは、海外産のデュラム小麦から作られており、国産デュラム小麦を使用した商品の要望はあるもののそれに応えることができませんでした。
そのような状況の中、農研機構と日本製粉(株)(現:(株)ニップン)が共同研究し、日本初のデュラム小麦品種「セトデュール」が育成されました。このセトデュールの商用栽培に日本で初めて成功したのが、加古川市八幡町にある農事組合法人八幡営農組合です。前例がないだけに、肥料をどの程度やるか等、自然条件に合った栽培方法を約4年の歳月をかけて模索し、平成28年に完成にたどり着きました。
「加古川パスタ」は、このデュラム小麦品種「セトデュール」を100%使用し、オーマイ(株)加古川工場でパスタに加工した、まさに加古川生まれの純国産パスタです。
このパスタは、デュラム小麦品種の持つほのかな甘みがあり、もちもちとした食感が特長です。令和元年にはフード・アクション・ニッポン・アワード2019で入賞、令和3年2月に開発に尽力した加古川市の八幡営農組合が農林水産省の「地産地消等優良活動表彰」生産部門で最高賞の農林水産大臣賞を受賞しました。さらに令和3年3月には加古川パスタが「ひょうご安心ブランド」に認証され、兵庫県認証食品の仲間入りをしました。
「加古川パスタ(300g)」に加えて、令和2年12月から「加古川生パスタ」の販売も始まっています。加古川市内のデパートや特産品店、JA兵庫南の直売所等で購入できますので、是非一度、純国産パスタをご賞味ください。
さらに、7月13日(火)の【ココイロ】(20時54分〜放送)で「加古川和牛」も紹介されますので、こちらもぜひご覧ください。
問合せ先 兵庫県加古川農林水産振興事務所農政振興課 TEL079-421-9615