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酒米新品種「Hyogo Sake 85」を使った日本酒が続々販売開始予定!

 皆さんは、「Hyogo Sake 85」ってをご存じですか?
 「Hyogo Sake 85」は、「ひょうご さけ えいてぃーふぁいぶ」と読み、2017年に兵庫県が開発した、新しい酒米品種の名前です。
 近年、夏の暑さによるお米の品質低下が問題になっていますが、「Hyogo Sake 85」は高温でも品質が落ちにくく、病気にも強い特性を持っています。名前をローマ字で表記したのは、「Hyogo Sake 85」を使ったお酒を海外にも積極的に輸出し、兵庫県の酒米とお酒を世界にPRしていきたいという思いから。
 2017年に品種登録の申請をしており、品種として認められれば、日本初の、ローマ字表記の酒米品種の誕生になります。兵庫県の酒米というと、酒米の王者と呼ばれる「山田錦」が有名です。「山田錦」は、大吟醸酒や吟醸酒など、お米をしっかり削って、フルーティなお酒を造るのに使用されていますが、「Hyogo Sake 85」は、あまりお米を削らなくても華やかな香りがするお酒ができるため、「山田錦」とは、少し違ったお酒の味わいが楽しめますに仕上がります。
 令和2年産の新米を使った日本酒の販売が続々と始まっています。が、2年産の「Hyogo Sake 85」を原料にした日本酒は県内10蔵で醸造されており、令和3年3月ごろから各蔵で、順次発売される予定です。中には、兵庫県認証食品を取得している山名酒造株式会社の「Hyogo Sake No.85」もありますので、是非、お家で味わってみてくださいね♪

【山名酒造株式会社】
https://www.okutamba.co.jp/index.htm