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9月1日 沖合底びき網漁業解禁 ハタハタのシーズン到来

 ハタハタと言えば秋田県など東北地方の日本海で多く漁獲されるとイメージしますが、実は兵庫・鳥取両県の沖合底びき網漁業での漁獲が多く、ここ3年は、全国漁獲量の半分近くに達し、全国トップの漁獲量を兵庫県(但馬地域)が2度、鳥取県が1度記録しています。
 但馬には多くの水産加工業者があり、ハタハタ一夜干しの全国屈指の産地ともなっています。
 東北地方のハタハタは産卵のために岸近くに寄ってきたもので、現地で「ぶりこ」として珍重される卵に栄養分が偏っているので、身の脂分などが減っていることが多いのですが、兵庫県で漁獲されるハタハタは、産卵に関係ないため、脂がのり、身がぷりっとしているのが特徴です。味が絶品なだけでなく、血液をサラサラにする働きがある高度不飽和脂肪酸DHAやEPAが豊富に含まれる他、ビタミンA・Eやミネラルもバランス良く含んでいます。

 また、生のハタハタは身離れがよく、地元では、一夜干しの他、塩焼き、煮付け、鍋、天ぷら、唐揚げ、南蛮漬けなど幅広い料理で賞味しています。

 今回は、そんな生のハタハタを使った料理をご紹介します。その名も「たじまのハタカラ~色々フレーバー~」
【たじまのハタカラ~色々フレーバー~の作り方】  
 https://cookpad.com/recipe/3739982

 但馬地域の水産関係者、商工会、観光業者、県行政・試験研究機関で構成する「たじまのさかな新商品・新メニュー開発推進チーム」が香住高校及び香美町商工会青年部と共同で考案したメニューです。
 ペッパー味、のり塩味、カレー味、スナック菓子風といろいろな味のから揚げで、おかずやお酒のつまみとしてはもちろん、おやつ感覚で食べることができます。 

一度、但馬のハタハタ料理にトライしてみませんか。

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