香住ガニとはベニズワイガニのことです。
ベニズワイガニは、通常のズワイガニよりも深海で棲息するカニで、茹でる前から全身が赤いのが特徴です。

なぜ、香住ガニと呼ぶのかというと、関西では香住漁港でのみ水揚げされるからで、ひょうご推奨ブランドにも認証されています。
養分が豊富な海洋深層水で育ったカニは、「甘味が強く」、「みずみずしい」と定評があり、松葉がに（ズワイガニ）よりも香住ガニが好きという方もたくさんおられます。

近畿圏唯一だからこそ資源も守る

近畿圏で唯一、ベニズワイガニが水揚げされる香住港のベニズワイガニが貴重な資源だからこそ、資源保護活動に積極的に取り組まれています。
９月から６月までの操業許可に対し、６月は自主的に休漁。
もし小型のカニがカゴにかかっても脱出できるように脱出リングを装着しています。

ベニズワイガニの目利きのポイント

〇持ってみて重いもの
生の物でも茹でた物でも、しっかり身が詰まっているものがおいしいので、
持ってみて重いものを選んでください。

〇甲羅が硬いもの
実際に甲羅を触ってみて、しっかりとしていて硬いものを選びましょう。

リーズナブルに冬の味覚を味わう

香住ガニは、多くが小型船による日帰り操業によって漁獲されるため、鮮度が良いことが特長です。
また、漁期が長く、松葉ガニと比べて漁獲量も多いため、比較的リーズナブルな価格でおいしいカニを味わうことができます。
旬は9月～12月で、艶めくやわらかな身の甘みが口の中に広がりますよ。

香住で水揚げされた良質の紅ズワイガニを是非ご賞味下さい。