今回は、暑い夏にぴったりの「そうめん」をご紹介します！

たつの市を中心とする揖保川中流域では、そうめんの生産が室町時代を起源に、江戸時代に本格化したとされ、冬の農閑期の副業として発展してきました。明治時代になると、生産者によって異なる品質を統一し、出荷窓口を一本化するため、兵庫県手延素麵協同組合の先駆けとなる組織が設立されました。独自のブランドとして、揖保川の水や赤穂の塩など地域の恵まれた原料を生かし、伝統の技術で作り上げたのが「揖保乃糸」です。

「揖保乃糸」には、小麦粉の質や原材料や麺の細さ、製造時期などの違いによって、いくつかの等級がありますが、帯が緑色の「播州小麦」は、原材料に兵庫県産小麦を使用した兵庫県認証食品です。粘りが持ち味の小麦「ふくほのか」と、弾力性のある小麦「ゆめちから」を使用し、小麦の旨みを最大限引き出せるようブレンドしています。

もちもちとした食感と、播州小麦独特の風味を是非一度ご賞味ください。

☆兵庫県手延素麵協同組合HP☆