大きな口と鋭い牙、目も大きく爛々と輝いた・・・しっかりと見てください、これが夏の瀬戸内海を代表する肉食魚「ハモ」です。

　日中は岩場や砂に潜り、夜になると海底近くを泳いでエサを探し、小魚やエビ・カニなどをたらふく食べます。生命力がとても強く、古くから活きたまま大阪や京都に運ばれたことで、祇園祭や天神祭には欠かせない「祭りの魚」として愛されてきました。

　小ぶりなハモは目にも涼しい湯引きがオススメ、梅肉とともにさっぱりと。脂ののった大きなハモは天ぷらやフライで。外はサクッと、中はふわふわ、少し柑橘を搾って爽やかに。最近はスーパーでも骨切りされたハモを見かけます、ぜひ手に取ってみてください。

　淡路島や姫路などハモの産地では、ハモすきやハモの炙りなど、産地ならではの美味しいハモ料理もお待ちしていますよ。

○淡路島の鱧（はも）　淡路島観光協会
https://www.awajishima-kanko.jp/awaji/hamo/
○JF坊勢　姫路まえどれ市場
https://boze.or.jp/shop/
○SEAT-CLUB NET SHOP
https://www.seat-sakana.net/shop/